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漫画家・冬乃郁也のお仕事情報&日記です。

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東京都青少年育成保護条例改正問題 その4【追記】

「文化が滅びる」――都条例「非実在青少年」にちばてつやさん、永井豪さんら危機感ITmedia NEWS

「表現規制の闇」の扉の前に立ちはだかる人々保坂展人のどこどこ日記
※本日16日夜、『ニコニコ生放送』「とりあえず生中(二杯目)」(21時~22時) 保坂前衆議院議員が出演します。

「非実在青年」都条例案:「机上空論」の穴だらけ日経ビジネスオンライン



先日、以前から問題視されていた青少年育成保護条例改正に反対の記者会見と集会が行われました。

【3月15日】【告知】東京都による青少年健全育成条例改正案と『非実在青少年』規制を考える。【記者会見とイベント】

私も、直前まで参加しようか迷っていたんですが、目の前の仕事を放り出すわけにはいかず、記者会見からずっと生放送の方をみていました。

お時間がある方は、是非この放送を(録画)を見てください。
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/03/17_1.html

ちば先生をはじめ、諸先生方、有識者の方々が、それぞれ現状の説明と考えを述べられたわけですが、その中で何点か印象に残った発言がありました。

山口弁護士がおっしゃっていたんだと思うんですが、表現の自由の規制というのは、他のことを規制するのとは分けが違う、と言うことです。
他の法案が通った場合は、後からもう一度考え直し間違っていたと判断出来れば、元に戻すことが可能です。
しかし、表現の自由を規制した場合、規制されたモノは世の中から消えてしまう訳ですから、それらが本当に間違っていたかどうか、改めて考え直すという行為そのものが出来ませんし、もし考え直したところでそれを他人に理解させることそのものが難しくなるからなんだそうです。

表現の自由を規制されるということは、考える自由も規制されると言うことなんだ!

目から鱗でした。でも、考えてみればその通りなんです。
私たちが見て判断するべき判断材料そのものを奪われることになるのですから。

今回の反対集会などの説明で、かなり危機感を持たれた方がいらっしゃると思います。
これだけのことがあってもまだ現実味がない、と言う人もいるかもしれません。
そのくらい、当たり前に私たちは「自由」というものを手に入れてきました。

今回の件で、私たちが当たり前に思っていた「自由」がどれだけもろく、貴重なものなのかと実感させられました。

明後日には法案が会議に掛けられます。
正直、まな板の上の鯉の心境ではあります。
しかし、鯉には鯉の矜持があるわけで……あがくだけあがいて、もがくだけもがいて、とにかくたくさんの人にこの事実を知って欲しいし、考えて欲しいと思っています。

一番問題だと思うのは、こんなに大事なこの国のあり方すら変えてしまいかねない条例改正案が持ち上がっていることを、誰も知らないということです。
実際、私も県の条例にどういうものがあって、いつ決まるのか、全く知りませんし、だいたいは条例が決まった後に知ることがほとんどです。
まいにちたくさんの条例や法案が話し合われています。世の中はとても複雑でそれを全て理解することは不可能です。
だから、それを私たちは自分たちが選挙で選んだ人たちに託しているわけです。

都内に住んでいる妹に、この話をしましたが、全く知りませんでした。
彼女がはじめに言った言葉が

「どうして、そんな大事なこと私たちがしらないの?」

まったくもってその通りです。おそらく、このブログやいろいろなニュースなどを見て知った人たちも一番に思ったと思います。

なぜ、誰も知らないの?
なぜ、誰もおしえてくれないの?

ですから、今からでも間に合います。家族で、友達で、会社で、ネットで、いろいろな場所で、この話をしてください。
そして、みんなで考えて下さい。

会見でも取り上げられた、反ナチス運動をした牧師 マルティン・ニーメラーの有名な詩を紹介します。
『彼らが最初共産主義者を攻撃したとき』

世の中には、頭がよくて世界をよくしようと考えている人たちがたくさんいます。
私にはとうてい考えも及ばない、とても複雑で難しいことを考えているのでしょう。
そういうことは、全くわかりません。理解も及びません。

でもね。

今回の改正案が、すごく納得のいかない、気持ちの悪いものだってことだけは、私にも分かります。

この反対集会には会場に溢れるほどの人が集まってくれたそうです。
昨日のイベント会場で配られたチラシに、この集会を開くことへ賛同するクリエータの方々の名前が記載されていたと思います。
普段は、一人一人が自分の仕事をして、基本的に社会や人に関わることそのものが苦手な人種です(笑)
そんな生活をしている私たちが、これだけの危機感を持っています。

あのチラシの発起人の方々に、心から感謝します。

一つだけいいことがありました。
今回の件で、たくさんの方々の温かい励ましのお言葉を頂きました。
ありがとうございました。
賛同して下さった方々のご意見もたくさん聞くことが出来ました。

インターネットって、悪いことばかりじゃないよ。

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